今日は朝から坊さんが家に来てお経唱えてた。

俺もめっちゃひさしぶりにお経の場におった。
坊さんはいつもお経を詠み終わると何かひとつ物語りを語って帰って行く。
今日はお盆についてやった。

なんかあんまりはっきりと覚えてないけど、昔おった強い坊さんの話で、その坊主が自分の死んだおかんを見たら、餓鬼道とかいうとんでもないところにいてたらしい。
それをどうにかして助けようとするねんけど、助けられない。
そんときに釈迦が出てきて、いろいろ喋ったって話。

釈迦によると、自分の身内だけを助けたいと思うその坊主があかんらしい。
自分中心にしか物を考えてない。
自分のおかんを助けたいって思うのは煩悩、欲望でしかないってことらしい。
だからみんなを助けてあげようという気持ちを持たないと決して助けることはできないって言ったねんて。

そのおかんがどれだけその坊主にとって優しくていいおかんやったとしても、他の人から見たらそうでなかったから餓鬼道に落ちたらしい。
自分本位で物事を考えるなってことらしい。

で、その坊主はそれ聞いてから悟りを開いたらしい。

それがちょうどお盆くらいやねんて。

だからお盆には自分のことばかりではなくて、人の助けになるようなことをしなさい的な意味があるらしい。


で、そのあと墓参りに行ったねんけど、その帰りの車で見てたニュース。
淀川でラジコン飛行機の滑走路を勝手に作って遊んでる奴らのニュースと、どっかの山で犬を１１０匹放し飼いにしてる女のニュース。

淀川の奴らは、

「何をしても事故はつきもの。」

とか

「飛ばしてる俺らのほうがよっぽど事故にあう危険がある。」

とか言ってる。

犬放し飼いの女は狂犬病の予防接種も受けさせずに放し飼い。

「日本の法律が間違ってる。私がやってることは正しい。」

やってさ。

みんな法律の中でルールを守って生きてるのに、自分の勝手な価値観で好き勝手やってる。
一体何様やねんって見ててムカついた。
言い分はわからんでもないけど、かといってみんな法律の中で生きてるねんから、今の時点ではそのルールの中で生きていかないと。
変えたいならルールの中で行動起こせよ。
自分が神様かなんかのつもりなんやろうな。

なんしか最近こうゆう人間多すぎ。
自分の事しか考えてない。
自分さえよければいい、他人の迷惑もくそもあったもんじゃない。
だから電車乗ってたらイライラするねん。

淀川の飛行機野郎も山奥の犬女もどっちも自分らの言い分ばっかり。
結局は自分本位の考えしか持ってない。

まさに今日の坊主の話やんって思った。

俺はそうゆう人間にはなりたくないな。
気をつけないと・・


さあ、明日も朝早いけどがんばろ～！！